メニュー

頭痛について

頭痛は、ごくありふれた症状であり、日本人の3、4人に1人が自覚しているとも言われています。

頭痛には、脳自体には大きな問題がない一、片頭痛や筋緊張性頭痛などの一次性頭痛と、脳事態に問題があって起こる、くも膜下出血や脳出血などによる二次性頭痛があります。その多くが、脳自体には大きな問題がない一次性頭痛です。

以下、代表的な一次性頭痛に関して説明します。

 

<片頭痛>
代表的な頭痛の一つで、ストレスなどによりセロトニンという物質により血管が収縮することによって起こると言われています。人によっては、痛みが強く、嘔吐、吐き気を伴うこともあります。人によっては、頭痛の前に閃輝暗点といい、モザイクのような模様や虹のような色、ちかちかする光などが見えることがあります。片頭痛は脳の血管が拡張することにより起きるため、一般的な鎮痛薬が効きづらい事も多く、片頭痛に特化した薬(トリプタン製剤、抗CGRP(抗カルシトニン遺伝子関連ペプチド)抗体製剤など)が効果があることがあります。

<緊張性頭痛>
緊張性頭痛は、一次性頭痛の中では最も多く、50%以上を占めるとも言われます。鉢巻をまいたような、ヘルメットをかぶったような締め付けられる感じの重い痛みを伴うことが多いです。原因は、肩や首のこり、筋肉の緊張です。ストレス含めた精神的な要因、眼精疲労も影響します。同じ姿勢を長時間とらない、首や肩の運動、適度な運動や休息が治療となってきます。

<群発頭痛>
群発頭痛は男性に多く、ある期間に限って頭痛が起きることが多い頭痛です。頭痛は非常に強いことが多く、片眼の奥をえぐられるような痛みを自覚します。痛みは強いですが、脳には異常はなく、症状に対して、特殊な鎮痛剤や酸素吸入などが効果があります。

 

これらの他にも特殊な一次性頭痛や、脳内や脳内の血管異常に伴う二次性頭痛など頭痛の原因は多岐に渡りますので、問診・診察結果に応じ、必要に合わせて他医療機関に画像検査や精査などを依頼していきます。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME